2009-11-19

『むかつくんですよね』

強姦致傷被告に裁判員「むかつくんですよね」

 仙台地裁で19日に行われた強姦(ごうかん)致傷事件の裁判員裁判で、質問に答えない被告に男性裁判員が「むかつくんですよね」と声を荒らげ、裁判長に制止された。


 10歳代の女性に対する強姦致傷罪に問われた宮城県大崎市、運転手結城一彦被告(39)の第2回公判。

 午前中の被告人質問で、男性裁判員が「この裁判は面倒くさいと感じますか」と尋ね、被告は「自分がやったことなので仕方ありません」と答えた。さらに「捕まって運がなかったと思いませんでしたか」「思いません」などのやりとりがあった。

 男性裁判員はさらに「検事の質問に当たり前の答えしか返ってこない」「反省するのが一番じゃないですか」などとたたみかけ、被告が無言のままでいると、「むかつくんですよね。昨日から聞いていて」と、大声を出した。

 川本清巌裁判長は「そのへんで」と制止し、裁判官からの質問に移った。

(2009年11月19日13時03分 読売新聞)

新東京国際空港計画案

空港の地上職員のかたのブログだそうです。


空港の当初案が非常に面白い。当初の計画はかなり壮大だったものの、土地状況の現実を知ったとたん、かなり縮小してしまったことがよくわかる。つい最近まで実質滑走路一つでやっていたことを考えると、理想と現実がかなり乖離している印象を受ける。

とはいえ、理想が大きかったことは評価したい。はじめから成田規模の空港を計画していたわけではないことを知り、なぜか安堵。

2009-11-18

成田上空の飛行コース

成田空港のCSRのページに、こんな図が掲載されていた。


騒音アセスメントの際に作成された図のようだが、海側の飛行コースがいかに制限されているのかよくわかる。海側では騒音削減のためにかなり細かいコース幅が定められているのに、内陸側はかなりいい加減な印象を受ける。千葉県・茨城県境の上空は、着陸大気などのために使われてしまうのは、やむをえないのか。

2009-11-17

成田、同時離陸は可能

日経の記事より。

成田、同時離陸は可能 調査会社報告、発着増へ弾み

 成田国際空港会社や国土交通省が検討を進めている成田空港の2本の滑走路から同時に離陸する「同時平行離陸方式」について、安全面の調査を委託されていた米調査会社が「技術的に可能」との調査結果を出したことが16日までにわかった。滑走路の運用効率の向上が可能になり、発着回数を年30万回に増やす構想が実現に近づきそうだ。空港会社は、国交省が認めれば、同方式の導入に向けて地元市町との協議に入る。

 成田空港は、平行するA滑走路(4000メートル)とB滑走路(2500メートル)から離陸する航空機に一定の時間差を設けている。空港会社の委託を受けた航空調査専門の米マイター社が同時平行離陸で機体接触などの危険性がないかを調べたところ、2本の滑走路間の距離が2.5キロと十分離れていることなどから「問題なし」との結論が出た。


これまで、同時離陸できるかどうかわからなかった、ということ?滑走路二つ作る計画を数十年前に打ち出しておきながら、こんなことも調べていなかったとは・・・。

2009-11-15

成田近辺の空撮

成田近辺の新しい空撮が、解説付きで見られるサイトへのリンクを紹介したい。


この第2ターミナルのこの角度の写真は、ほかのサイトにはなかなか無いと思われる。

2009-11-14

米国は「アジア・太平洋国家」

オバマ大統領演説、米国は「アジア・太平洋国家」

 オバマ米大統領は14日、東京・赤坂のサントリーホールでアジア外交政策に関する重要演説を行った。

 大統領は、米国を「アジア・太平洋国家」と位置づけた。

 その上で、日本や中国との2国間関係の強化に加え、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの多国間地域機構への「より深く広範な関与」を通じ、地域の繁栄と安全保障の確立を目指す立場を表明した。

 大統領はまず、日米安全保障条約に基づく、過去半世紀にわたる日本との同盟関係が、「両国にとり安全と繁栄の基礎となってきた」と強調。1960年1月に日米安保条約を締結した当時のアイゼンハワー大統領の言葉を引き合いに、日米関係は「対等と相互理解を下地とする不朽のパートナー関係だ」と述べた。

 大統領はまた、日本と韓国、オーストラリア、タイ、フィリピンとの同盟関係が、各国に発展の機会を提供したと指摘。米国がイラクとアフガニスタンで戦争を遂行していても、「米国の日本とアジアに対する安全保障上の責任は揺るぎない」と語った。

 台頭する中国との関係について大統領は、「影響圏の拡大を競い合うのではなく、互いに協力できる分野を開拓することが、アジア・太平洋の発展につながる。中国を封じ込める意図はない」と表明。中国が経済回復やアフガニスタン・パキスタンの安定化、核不拡散などの地球規模の課題に積極的に関与しているとして歓迎の意を示した。

 北朝鮮の核問題をめぐっては、同国に対し、6か国協議に復帰するとともに、核開発計画の放棄や核拡散防止条約(NPT)への再加盟などを確実に履行するよう改めて要求。さらに、北朝鮮による日本人拉致問題にもあえて言及し、北朝鮮が拉致被害者の家族に対し、拉致問題の実態を全面的に開示するよう求め、「これなくして近隣諸国との完全な関係正常化はあり得ない」と断言した。

 ミャンマー民主化問題に関しては、軍事政権との直接対話を通じて民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんや野党勢力の無条件釈放を要求し、「民主化への道こそが、真の安全と繁栄をもたらす」と強調した。

 経済に関しては、アジアからの輸出品の買い手として、米国の消費者に依存した経済発展の限界を指摘。日本を含む地域各国が内需拡大を通じて、米国製品にとってより魅力的な市場に発展することへの期待を示した。大統領は、「米国が、世界中で輸出を拡大することは、米国にとって、雇用対策となる。輸出を少し増やすだけで、数百万の雇用をもたらす」と語った。

(2009年11月14日11時42分 読売新聞)
アメリカは「アジア・太平洋国家」?要は中国ですね。

2009-11-11

全日空 - Inspiration from Japan

航空会社が新しい機内サービスを打ち出したときに妙にうれしくなるのは私だけでしょうか。機体(室内)が広くなっていく一方なので、航空会社側も発想が大胆になっていきます。まるで最近の居酒屋のように、タッチスクリーンで食事が注文できるのも、すばらしい。

航空会社は、マーケティングキャンペーンのやり方もうまい。今回のキャンペーンのページもよくできています。「日本ならでは」という、航空会社にはかけていた特徴をアピールしており、新鮮な印象を受ける。

2009-11-10

大和研究所のキーボード

私が愛用しているLenovo Thinkpad x61にも搭載されている大和研のキーボード。言うまでもなく、DellやHPといったメーカーの多くの機種に搭載されている格安の何のこだわりも見られないキーボードとはまったく使いがってが違う。この記事を読んで、これからもThinkpadを大事にしようと改めて思った。

2009-11-09

珍しく日本経済を評価するエコノミストの記事

久々に、エコノミスト(Economist)に、日本経済を評価する記事が掲載された。評価する点だけでなく、バランスよく今後の課題もカバーしており、オンラインのコメントも、「非常にいい記事だ」という書き込みが目立つ。日本もメディアも、一方的な立場をとらず、真の意味が批判的な記事(というよりは、テレビ番組だが)が増えるといいのに。

http://www.economist.com/displayStory.cfm?story_id=14793432

2009-11-07

羽田D滑走路工事のPRホームページ

羽田空港でのD滑走路の工事は、海上で行われているだけでなく、桟橋部と埋め立て部とによって構成されているという珍しい構造であるが、今回、その様子(工事の手法などを含む)を紹介している公式のPRホームページを発見した。



このようなPRの手法は評価に値するだろう。かなりオープンである姿勢がよくわかる。成田空港側は、あまり広報を行うという考えがないようだが、羽田側から学べるものもあるだろう。

2009-11-06

日本政府専用機

今日は気づいたら、日本政府専用機について調べていた。普段はシグナス(CYGNUS)というコールサインで使われるらしい。通常の747-400との装備の違いについて知りたかったものの、やはり機密事項なのだろう、ほとんど知ることはできなかった。Wikipediaと、ネット上で見つけた政府専用機の写真へのリンクを張っておく。


本来なら政府専用機は三機あるのが望ましい、というのは興味深い。


2009-11-05

成田新幹線の既存高架橋

新成田高速鉄道の一部は、1970年代後半に計画されたものの反対運動によって中止となってしまった成田新幹線ように建設されていたインフラや土地を活用する。このウェブサイトでは、その区間の工事の写真が見れる。JRとの併用である。

2009-11-04

iPod touch MC008J/A (32GB)の価格変動

iPod touch MC008J/A (32GB)の価格変動履歴を継続的に見てきた。


10月10日あたりから、全く下がっていなかった価格が、ついに動きだし、現在は26600円が最安値。クリスマス・年始年末の時期までにどれくらい変動するか、注目していきたい。

2009-11-03

成田空港会社社長とのインタビュー

毎日新聞の記事『成田空港会社:森中社長インタビュー 「基幹空港の地位守る」 /千葉』(2009年10月29日 地方版)


以下、本文より:

 --B滑走路南側に残る未買収地への対応は?

 2500メートル化できたからそれでもういいんだと誤解されている面があるが、決してそうじゃない。一層の機能アップ、安全性の意味においても南側延伸への思いは強い。羽田の今後の状況次第では、成田が取り残されることにもなりかねない。そうならないためにも、横風滑走路や南側延伸の問題、それができなかった時はどうするかなど、将来に残る課題を選択肢として持つことは大事だと思う。そういう選択肢を地域とよく話し合い、「基幹空港」の地位を守り、前進させていきたい

 南側への延長のみならず、開港当時の計画にあった横風滑走路についても言及している。横風用のほうは、暗黙の了解でもう諦めているものかと思ったら、そうではないらしい。たしかに、いつ滑走路になってもいいように、一部形ができていることは確かだが。

 そう考えると、実は南側への延長と、横風用の滑走路の開設は、同じ地域の買収によって解決してくるのかもしれない。成田空港に三つの滑走路が完成する日はくるのか。

2009-11-01

iPhoneのロック解除(UnLock)

GeoHot氏は、iPhone第3世代(3S含む)のロック解除(Unlock)に成功したと発表した。以下は氏のポストしたYoutubeの動画。すでにダウンロードも可能になっている模様。これにより、iPhoneをキャリアに縛られずに使用できるようになるという。

2009-10-31

芝山から東成田駅

かの有名な東成田駅までのトンネルなどの写真。芝山千代田側からの写真が掲載されている。

空港内から見た東峰神社

新しい誘導路の開設に伴い、神社が完全に空港敷地に囲まれている様子が確認できる。空港の滑走路よりも、一段低いところにあるようにも見える。かの有名な二重の柵もよくわかる。

2009-10-30

『北方領土買っちゃえば』

みのもんたが失言 「北方領土買っちゃえば」 TBS「不適切」2009.4.7 11:01

 TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」で司会を務めるみのもんたさん(64)が、7日朝の放送で、経済が疲弊しているロシアを助けるため、日本政府に対し、「北方領土を買っちゃえば」と発言した。

 みのさんは、番組内でフリップを使って政治日程などについて解説していた。その際、5月にプーチン首相が来日することを念頭に、「ロシア経済が疲弊している。北方領土を買ってしまったらどうですか」と発言。他の出演者は下を向いたまま無言だったという。

 同局によると、批判のメールや電話は寄せられていないが、広報部は「発言はみのさんの真意ではないが、言葉の使い方は不適切だった」と説明している。

 北方領土は日本固有の領土だけに、波紋を呼びそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090407/biz0904071102003-n1.htm

『それは俺だ!』

傍聴席で「それは俺だ!」名乗り出た共犯者を逮捕

 神奈川県警平塚署は26日、同県平塚市万田、自称会社員高橋佑夫(ひろお)容疑者(36)を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 高橋容疑者は同日、共犯者の初公判を傍聴。検察側が共犯として高橋容疑者の名前を出したところ、「それは俺だ」と名乗り出たため逮捕された。

 発表では、高橋容疑者は8月22日、「消火器が勝手に噴射し、家が汚れた」と消火器販売会社に電話。事実確認のため自宅を訪れた社員2人に対し、友人の同市真田、会社役員佐藤玄太被告(38)と共に「粗悪品を売るな。消火器で頭を割ってやろうか。家の補修には200万円かかる」と恐喝しようとした疑い。

 佐藤被告は9月1日に恐喝未遂容疑で逮捕、起訴され、高橋容疑者は同3日に指名手配されていた。

 この日、横浜地裁小田原支部で開かれた佐藤被告の初公判で、高橋容疑者が名乗り出たため、検察事務官が同署に連絡。駆けつけた署員に逮捕された。

 高橋容疑者は「修理代の請求は正当だ」と、容疑を否定しているという。

(2009年10月27日03時27分 読売新聞)

東峰神社に至る道

東峰神社までの道の高画質画像を掲載しているページを発見。このサイトの記述が正しいとすれば、空港内にポツリと存在する神社周辺の警備は相当厳しく、写真でも機動隊の車両が二台止まってことや、鉄パイプの車止め?が確認できる。



2009-10-29

『飼い犬が手をかんだ』

「飼い犬が手をかんだ」北朝鮮紙、日米関係を論評

 【ソウル=前田泰広】北朝鮮の党機関紙・労働新聞は28日、鳩山政権発足で日米関係に「亀裂が入りかねない傾向が表れている」「不協和音は今後、さらに大きくなる」とする論説を掲載した。

 平壌放送の報道をラヂオプレス(RP)が伝えた。

 論説では、米国と日本が「主人と手下の関係」にあったとした上で、鳩山政権が米海兵隊普天間飛行場の移設計画見直しなどを求めたため、「米国の不安を呼び起こしている」とした。「東アジア共同体」構想については、米国にとって「飼い犬に手をかまれるようなもの」と評した。

(2009年10月28日19時19分 読売新聞)

2009-10-27

上空から見たB滑走路

高画質で解説つきのB滑走路の写真を見つけた。ヘリから撮影したようで、工事の細かいところまで見えるのがいい。

Windows 7デビュー

2:04 「すごい評判はいいんだけどね。」


羽田空港の利用範囲拡大

羽田―北京間のチャーター便ができ、そしてD滑走路の建設も着々と進む。成田空港の今後の役割はどのようなものになるのか。

(毎日)
(共同・写真付き)

成田空港側では、滑走路の延長と、新高速鉄道の建設が進み、一方で羽田側では、D滑走路の建設、24時間化、そして国際線ターミナルの拡大が行われている。国交省をはじめ、国の運輸政策を考える組織が存在し、その指揮下でこのような開発が進んでいるということは、国が大した方向性をもたずに建設を進めているか、もしくは、両方の共存を試みているのか・・・。

2009-10-26

Touchの性能比較

http://www.ipodtouchfans.com/forums/showthread.php?t=251558

iPod touch三世代の性能比較が詳細になされている。様々な点で進化しているが、液晶画面が第一世代からまったく改善されていないことは、少し気になる。

新Blackra1n発表か

Blackra1nを開発しているGeohot氏が、Blackra1nの新たなリリースを宣言した。twitterの書き込みによれば、新たに、8gbのiPod Touch (第2.5世代、型番がMCで始まるもの)のJailbreakが可能になるという。また、iPhoneの対応も改善すると宣言している。

2009-10-25

東峰神社からB滑走路に着陸する旅客機

この動画を見ると、いかにとんでもない場所に東峰神社が位置しているのかがわかる。

2009-10-24

競合他社:成田エクスプレスE259

JR側も負けまいと、マーケティングにも相当力を入れている。


とはいえ、料金や時間の面でやはり劣ってしまうJRの成田エクスプレス。経費として落ちる会社員や、しっかりとした情報を入手していない外国人が利用しがち、というイメージがある。何しろ、山手線を一周してから成田に向かうのが残念である。加えて、成田側では単線になっていため、京成に比べて絶対的にフリな情勢にあることも否めない。

成田空港駅の新ホーム

http://www.nra36.co.jp/report/index.cgi?year=20

成田新高速鉄道整備業のウェブサイトより。整備の進捗状況を確認できる。あまり更新されていないが、新たに整備される成田空港駅・空港第二ビル駅内のホームがすでに完成していることが確認できる。

東成田駅

かつて、成田空港駅という駅が存在していたが、空港の拡張にともない、その駅は利用されなくなり、代わりに現在使われている二つの駅が建設された。現在、過去の成田空港駅は、東成田駅という名称で、現在もぽつりと空港敷地内に存在している。

東成田駅は、ほとんど利用価値がないのだが、そのような駅に、探検目的で訪れる人が時々いるようだ。ウェブで見つけたある方の記事を紹介したい。この類のブログでは、かなり写真が多く、興味深い。



2009-10-23

B滑走路延長のマーケティング

成田空港を運営するNAA(空港公団)により、2500m化のPR(メーケティング)の手法を一覧にまとめてみた。

・限定Tシャツの発売

・(簡素だが)広報用のウェブページの作成

・JALによる2500m化を記念したチャーター便

・空港敷地内に刈り込み文字

毎日新聞英文サイト英訳コーナー廃止

日本を風俗かのように紹介してきた・・・。文脈もなく海外に紹介すると、日本の大衆文化の多くは奇っ怪なモノとしてとらえられてしまう。我々は、テレビのくだらない番組をはじめ、多くのものをあくまで娯楽として、楽しむためのものとして考えているので、ときには低俗なモノも許容できる。しかし、海外では、このような日本のごく一部の情報が、全体としてとらえられてしまうのだろう。

http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/archive/20080624/9e850c044909d28d5d066383bd067e30

毎日新聞英文サイト英訳コーナー廃止 「低俗」批判受け

 毎日新聞社は、同社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」のコーナー「WaiWai」に掲載した雑誌などの英訳記事に「低俗すぎる」「日本をおとしめた」などの批判があったため、21日に同コーナーを廃止した。

 同社は数年前から、国内の週刊誌の性的な話題などを英訳し、日本の風俗かのように紹介してきた。記事は、正社員に準ずる特別嘱託が訳していた。

 編集部に「日本が誤解される」などと抗議があり、同社はコーナー廃止を決め、記事も削除した。同社デジタルメディア局によれば、今後、責任者を処分する方針。

 同社は「不適切な内容の記事とのご指摘がありました。ご批判を受け、コーナーを廃止することにしました」というおわび文をサイトに掲載した。(小堀龍之)

iPod Touchによるパソコンの遠隔操作

VNC(Virtual Network Computing)が、iPod touchでも使えるのは、感動に値しないだろうか。パソコンの画面がiPodの画面に映ったときのすがすがしい気持ち、Youtubeにアップされている動画を見て共感してほしい。

2009-10-22

Jailbreakの進捗状況

Jailbreakの開発を行っている人たちの、最新の情報を確認するには、彼らのtwitterを確認するのがもっとも素早いだろう。ただし、英語で、時に専門的な話が文脈も無く提示されるので、もう少し細かい解説が必要な場合は、iPodTouchFans.comの掲示板等を確認するのがいいだろう。

GeohotのTwitter(blackra1nの開発元)

ChronicDevTeamのTwitter(greenpois0nの開発元)

iPodTouchFans.comのiPod Touch 3g (2.5g)の掲示板

B滑走路使用開始

各新聞社の写真を見ると、新しい滑走路の現状を見ることができる。成田空港のB滑走路延長(2500m化)がついに現実になったわけだが、空港の置かれている状況が改善するかは、疑問である。

朝日(滑走路の写真二枚 延長部分が見やすい)

毎日(滑走路の写真二枚+図)

読売(一番機の写真)

時事(記念の放水アーチ)

共同(写真一枚 東側からのアングル)

共同(式典の様子)

産経(式典の模様)

新型iPodシリーズの写真レビュー

日経系のサイトによる写真レビュー。


多くの人が暗に感じているように、新たな機能の開発という意味で、取り残されたことが否めないiPod Touch。ハードウェアの性能としては、ラジオ波の受信のみならず送信ができるほか、カメラを入れるための空洞が存在していることが海外のサイトで発表されている。今回発表されたiPTが、アップルによれば、「新型第二世代」と呼ばれているのには、何かしらの理由があるのだろう。

成田空港につながるトンネル

http://www.jhpds.net/narita/uw/uwp3200/uww3201init.do?yadNo=322196&roomTypeCd=0140177&planCd=L0013731


ホテル日航成田のウェブサイトより。すでに、空港へとつながるトンネルの京成側の鉄道が複線化されていることが確認できる。

2009-10-21

B滑走路の実力

滑走路を延長することの意義は、離着陸できる旅客機の種類が増える、という点にあるが、今回の成田空港2500m化によって、一体どんな飛行機が離着陸できるようになったのか。


着陸よりも、離陸のほうが問題なのである。余談だが、A380の着陸距離の短さはさすがである。

ちなみに、着陸距離に関するより詳しい定義が、JALのデータベースにあるので、参照されたい。



なぜiPod TouchはStreet View機能がないのか

http://www.wired.com/gadgetlab/2008/11/why-the-ipod-to/

言うまでもなく、AppleがiPhoneよりも格の低い商品としてマーケティングしているからに他ならない。意図的にSVが使えないように設定されていることがすでに発覚しており、簡単にSV機能をオンにすることができるのだ。

おろらく、アップルとしては、iPod Touchがあまりに機能が豊富になれば、一年契約など、長期契約をしないと入手できないiPhoneを買う人がいなくなってしまうことを危惧したのだろう。

ちなみに、SVをオンにする方法:

2009-10-20

Denver International Airport

デンバー国際空港。成田と比較すると、月とすっぽんのような違いである。滑走路は6本あり、どれも3500mを超えている。

同じ縮尺の成田空港。

過去の衛星写真を閲覧する方法

http://airphoto.gis.go.jp/aplis/Agreement.jsp

国土交通省が、各自治体などの行った衛星写真を網羅的にデータベース化したウェブサイトがある。ここから、成田空港付近を見ると、1989年頃でも、現在の空港の半分近くが完成していなかったことがよくわかる。

どうして日本人は美しさを評価するのか

ニューヨークタイムズ紙のウェブサイトに掲載された、日本の弁当箱の美しさに関する記事、と、それにつづく識者と一般ユーザにより評論。


海外のニュースサイトは、利用者がコメントできるようになっており、記事から面白い議論が生まれる点を評価したいところだ。とくに、このような日本文化の記事になれば、たいていは日本の新しい電子機器の発明、もしくは奇っ怪な文化に関するもので、あまりポジティブに解釈されないのが常だ。今回は、美という観点から、一般的なアメリカ人の考える日本文化よりも、深入りしたところで議論が展開されているのがうれしい限りだ。

2009-10-19

B滑走路延長を前に、反対派集会


成田空港滑走路延伸に反対集会 全国から1140人参加

 成田空港の廃港を主張する三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派が11日、空港近くの畑で全国集会を開き、22日に予定されているB滑走路(2180メートル)を2500メートルに延伸しての本格運用開始に反対を訴えた。

 空港用地の地権者でもある萩原進事務局次長は、成田国際空港会社が運用開始を約5カ月前倒ししたことに触れ「常識では考えられない。延長した滑走路で大型機を飛ばし、用地内で生活する人たちを追い出そうと迫っている」と批判した。

 空港会社は、航空需要の増加に対応するためとして、年間発着回数を現在の約20万回から今後、約30万回に増やす方針。反対派地権者の宅地を取り囲むかたちで新たな誘導路の建設計画も発表しており、反対派は反発を強めている。

 集会には北海道から沖縄まで全国から約1140人(千葉県警調べ)が参加。支援者らは暫定滑走路周辺をデモ行進した。県警は警備のため、約3700人を動員した。


警察官延べ3700人動員とは・・・。反対派が約1140人集まったということを考えると、一人につき二人以上の割合で配備された、ということになる。過去の教訓があるとは言え、ここまで動員するとは、相当警戒しているのであろう。

2009-10-18

Jailbreakソフトの開発元

主なiPod Touch/iPhoneのJailbreakソフトの開発元

Chronic Dev Team
http://twitter.com/chronicdevteam

George Hotz

iPT第三世代に関しては、すでにHotzが部分的なJailbreakができるBlackra1nを開発しているが、Dev Teamは、慎重を期し、未だ何も公開していない。

2009-10-01

東峰神社の写真

http://loverswalk.cocolog-nifty.com/blog/cat2370525/index.html

東峰神社や空港反対派が昔使っていた小屋をはじめ、成田空港周辺へ実際に赴いた方の写真が掲示されている。歴史的経緯も簡潔にまとめられている。

2009-09-15

成田空港付近の建築物の写真

http://www.zenshin.org/syuu_san/s_back_no09/s784.htm#a1_7


中核派の広報誌に掲載された、成田空港付近の建築物の写真。ウェブで最近見つけたモノのなかでは、最新もものと言えよう。24時間配備されるガードマン用の塔の存在ははじめて知った。

2009-05-08

与党の景気対策

[高速道盛況、JR7%減 大型連休の明暗くっきり]
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050701000781.html

このニュースは、どう解釈すればいいのか。
人々が従来JRに使ってきたお金が、高速道路に移っただけ、という見方もできる気がする。自民党HP(http://www.jimin.jp/jimin/closeup/H21/210327.html)によれば、「地域の活性化と物流の効率化」が期待できる、とのことだが、単に人々がレジャーや運送に使った金額は同じで、それが鉄道から高速道路にシフトしただけだとすれば、消費の絶対量が増加してないから、わざわざ税金を使った効果があまりなさそう。高速道路周辺の地域は、経済的な刺激を受けたかもしれないが、それなら、鉄道周辺の地域は後退したことにもなる。鉄道の利用者数が減少することも考慮して、景気対策は計算されているんだろうけど・・・自民党のHPにはすくなくとも、それに関する記述はない。

しかも、環境にやさしいはずの鉄道が使われなくなってしまったのだから、環境政策という観点からもあまり好ましくない感じがする。

2009-04-18

日本経済の失われた20年

http://www.economist.com/finance/displaystory.cfm?story_id=13415153

 英Economist誌に、日本の「失われた10年」ではなく、「失われた20年」の可能性について記事があった。最近は、欧米メディアが、日本の乏しい経済成長を批判する傾向がよく見られる。これは仕方がないことである。日本の経済は、実際、人口増加の停滞や、輸出に頼りすぎたため、戦後最大の危機を迎えているからだ。

 問題なのは、日本のメディアと、それに影響される人のスタンスではないか。往々にして、報道番組は、「日本はもうだめだ」というような空気を漂わせている。それにもかかわらず、テレビ局は、GDP成長の停滞の仕組みなど、本質を掴もうともしない。無意味にペシミズムを漂わせている。

 こういう記事が世界中のメディアで紹介されている、という事実を国内にいるとあまり知る機会がない。海外メディアを通じて日本の経済の現状をしり、もっと多くの人に、曖昧なペシミズムではなく、現実的な危機感を持ってほしいものだ。

或る学生の意見

本ブログに掲載されている記事は、作者の思想とは一切関係ありません。まだ、無断転載は一切お断りいたします。