2011-03-30

まとめ:義援金の比較 その2 [順次更新]

東日本巨大地震における、各企業の義援金(義捐金)の規模を比較・まとめてみた。このブログでは、各企業自らがどれくらい負担して義援金を送っているかを比較することに重点を置いている。編集方針は下記の通り:
  1. 企業活動に興味があるため、原則著名人による寄付は掲載しない。
  2. 合計金額には、社員による寄付金額や、その企業が集めた募金の金額は含めない。これは、企業自らががどれくらい資産を犠牲にして、義援金を送付しているかを比較することに興味があるため。
  3. 企業が作っている物資を被災地に送る物資支援の相当額は、義援金の金額に含めない。現金による支援よりも、在庫を被災地に送るほうが、早急に現地のニーズに対応できるなどメリットも多いが、企業による負担が比較的小さいため。
  4. 企業のサイトのある程度見やすいページに、義援金拠出額が掲載されていない場合、その企業は義援金を拠出していないとみなす。義援金の拠出は企業のCSR活動に一環であるため、企業が義援金を拠出している場合、その企業のサイトのある程度見やすいところに掲載されていると考えられるから。
*義援金のまとめを開設することで、企業の義援金に関する認知度を高め、募金活動などに関する議論の活性化に貢献できれば幸いである。議論の活性化は、結果として義援金による支援の拡大にもつながると考えられる。
  • (企業名) - (金額) - (その他)
[5億円以上]

2011-03-29

Lenovo、thinkpad x220商品説明を掲載

Lenovo(レノボ)が日本語サイトにThinkpad x220の商品説明のページを掲載した。高画質な商品写真が見られるほか、価格(181,650円)も表示されている。

2011-03-28

東京電力の最高責任者はどなた?

東京電力の対応が議論を呼んでいるが、それに関連して私個人の疑問を二つ挙げたい:
  • なぜ清水正孝社長(や副社長)ばかり表にでて、勝俣恒久会長はメディアに登場しないのか。本来責任を取るべきは最高責任者の会長なのではないか。
  • グーグルで「東京電力 会長」と検索すると、東京電力の社長が謝罪行脚にでたニュースなどが表示されるが、注目したいのは、「会長」という言葉ではなく、「社長」という言葉で検索が行われ、結果一覧でも「社長」が太字表示されている、ということだ。「会長」が「社長」に差し替えられる現象は、たとえば「トヨタ 会長」と検索しても起きない。

2011-03-27

まとめ:IT関連のサイト

新しい物好き・電気機器の世界の新たな進展に敏感な人・とにかくITの進化から目が離せない人向けのサイトをまとめて紹介したい。なおここでは、頻繁に更新され、新製品に関するうわさなども掲載される、ある程度品質が高いサイトを列挙していく。

IT全般
Apple関係
MP3プレーヤー関連
DB 20110303

義援金の比較


東日本巨大地震における、各企業の義援金(義捐金)の規模を比較してみた。順次更新の予定。なお、下記の金額には、社員による寄付金額や、物資支援の相当額は含まない。
  • (企業名) - (金額) - (その他)
[5億円以上]

2011-03-26

ピトー管(Pitot tube)とは何か?

航空機などに取り付けられる、特殊な形状の管。二重の構造の管になっており、二つの管の中の気圧の違いを計測することによって、速度を計測することができる。詳しくは、ウィキペディアのページへ。

1996年に起きたアエロペルー603便の事故では、ピトー管を覆うカバーをはずし忘れたことが、計器の異常の原因となった。National Geographicが制作した航空機の事故を紹介するドキュメンタリーシリーズ『メーデー』にて、「計器異常」のエピソードで紹介された。英語の動画はYoutubeから見られる。

2008年の綾香はるか出演の映画『ハッピー・フライト』では、ピトー管に鳥が直撃し、バードストライクが発生したため、旅客機は出発した空港に引き返した。

2011-03-25

2001年頃の福島第二原子力発電所(8)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(7)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(6)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(5)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(4)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(3)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2001年頃の福島第二原子力発電所(2)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2011-03-24

2001年頃の福島第二原子力発電所(1)

2001年ごろに参加した、東京電力が主催した福島第二原子力発電所のツアーの写真から。最近、注目されており、議論に何らかの貢献ができれば、と思い掲載する。
海水を交換しているところや、第二原子炉の上の様子、訓練用の操作室の様子など。
無断転載厳禁。





2011-03-21

主張:巨大地震に対する新聞社の対応

東北地方を中心に甚大な被害がでた巨大地震は、近年まれにみる大惨事を招いた上、たび重なる余震への恐怖、津波による広範囲での損害、そして原子力発電所の爆発による放射線被害をもたらしている。国がこのような未曾有の危機に直面した直後の新聞社各社のネット対応の貧弱さは、根本的なメディアとしてネット戦略の欠如と覚悟のなさを象徴している。

平時より、日本のメディア各社のネット戦略の弱さは、海外のサイトと比較すれば一目瞭然だ。読売が、ソーシャルメディアを通して記事の共有を促しはじめたのは、専用のボタンを設けたつい最近のことである。海外の新聞社のサイトは、読者の興味の持ちそうな記事を自動的に選びだす機能や、より優れた検索機能、各種プラットフォーム間での情報提供が徹底されている。ウォールストリートジャーナルが、ネット上での有料コンテンツ提供に成功している裏には、このような積極的なネット戦略の成果が伺える。

もともと貧弱な方法でしかコンテンツを提供できていなかった日本の新聞社各社は、巨大地震によって、さらにそのITへの弱さを露呈することになった。ある有名新聞社のサイトでは、地震に関するあらゆる速報を、通常のウェブサイトのレイアウトを維持したまま、各ページの上に新たな枠を設けることによって提供していた。地震情報を集約した専用のコラムが設けられたのは、地震が発生したからゆうに十数時間が経ってからだった。基本的に「記事」の形式でしか情報が提供できないため、刻々と発覚しつつあった地震に関する詳細な情報も、国内のテレビや、あまりに皮肉なことに、海外の新聞社がブログによる速報よりも、遅れることになった。このように、第一に、サイトの形式やネットの運用による拘束によって、情報が提供されるまで時間がかかった上、ほかのメディアに比較して貧弱な印象を与えた。

第二に、巨大地震の発生によって、平時と根本的に異なる対応が必要であったにも関わらず、新聞社各社は、インターネットの特性をうまく生かすことができていなかった。これらの会社は、回線の混雑が明らかであったにも関わらず、情報をたとえば、簡易な文章形式によって提供しようとせず、地震が展開されるさなかにも、必要最低限の情報に加えて、さまざまな不必要なページの装飾や、多くの電子情報が必要とされる画像形式の広告を掲載しつづけた。たとえば、被災地付近で、携帯電話でもって情報にアクセスしようとしていた人が、このようにして生じた不必要な回線の混雑によって必要な情報にたどり着けていなかったならば、これらの新聞社は、ある種の罪を犯したとまで断言できるであろう。

今回の巨大地震を教訓に、新聞社各社は、そのネット戦略を見直すべきであろう。とくに、記事形式以外で情報を提供するためのポータルの開設や、非常時に使用できる簡易サイトなどの準備は、一刻も早く行われるべきだ。

(文責:pitot-tube / 2011.3.21)

2011-03-17

主張:日本の経済学者の責任

新聞やテレビで、日本の財政赤字や消費税導入の賛否について論じられている中、日本の経済学者はなぜ、より積極的に各種メディアを通して、このような議論に関する専門的な知識や考え方に対する理解を促そうとしないのか。

テレビ番組では頻繁に財政問題などについて特集が組まれるものの、中にはあきれるほどに内容が正確性に欠け、また、専門的な知識がないコメンテーターのコメントなどを通して、ただただ国民の不安を煽るような内容になっていることが多い。社会がこのような不正確な情報に溢れ、経済学を学んだことがあるものなら容易に論破できるような意見も多く述べられているにも関わらず、なぜ経済の専門家である大学教授は、声を上げないのか。

残念ながら、国民は容易にアクセスできる正確な情報の不足を受け、仕方なしに、池上彰氏をはじめとする、世の中の出来事に関する説明が上手なジャーナリストに頼っているのが日本の現状である。インターネットの時代であるにも関わらず相変わらず非常に高い新聞購読率を誇るなど、日本国民は本来トップレベルの知的な感心と理解力を併せ持っている。その需要に現在、大衆メディアは応えることができていない。

海外の経済学者の中には、各々の専門的な研究に取り組むのと同時に、メディアへの露出も避けることなく大衆紙に社説を掲載するなどして、一般的な読者でも理解できるレベルで、各国が面している経済的な問題について意見を述べるようにしている者もいる。

日本の有能な経済学者は、海外の専門家に劣らず、経済に関する非常に高度な専門知識を持ち合わせている。その知見を国民一般に広く知らしめることは、聖職に就くものとしての、社会的な責任ではないだろうか。

(文責:pitot-tube / 2011.3.7)

2011-03-09

B滑走路新誘導路

現在成田空港は、B滑走路への誘導路が現在「へ」の字型に曲がりくねっており、航空機が離着陸するたびに誘導路にいる航空機が停止しなければならない、非常に非効率的な空港になっている。これを直すために、空港会社が計画しているのが新誘導路の建設である。

この数カ月、新誘導路の建設がはじまりつつあることをにおわせる情報がネットに浮上しているので、簡単に紹介したい。変更の計画は以下の通り。

最近計画が本格的に動き出していることは、空港反対同盟のブログからうかがえる。

2011-03-08

Thinkpad x220仕様発表[更新]

すでにネット上で大きく取り上げられているが、Thinkpad x220の仕様はいよいよレノボから発表された。詳しくは、Lenovoのサイト上に(ひそかに)掲載された仕様書をご覧いただきたい。


2011/3/8 - lenovoからレビュー用にマシーンを入手したサイトが、レビューを掲載しはじめている。いまのところ、もっとも高画質でさまざまな角度からの画像が掲載されているのは下記のサイト
個人的に気がかりなのは、バッテリー性能が劇的に伸びたものの、標準の6セルバッテリーも、本体の下に出っ張っているところ。以下の写真をご覧いただくと、バッテリーに「脚」がついており、本体の「脚」が役に立っていないのがわかる:
出っ張らないバッテリーがほしい場合は、3セルのを使え、ということなのか。

2011-03-07

Mac OS X Lion

2011年半ばに発表が期待されている次世代のMac OS X、Lionに関する情報や意見文を収集してみた。

2011-03-01

A滑走路完全供用へ

ようやく成田空港の最長の滑走路の南端が、着陸の際でフルに活用できるようになった。ここでは各メディアの報道をまとめておきたい。なぜ4000メートル滑走路なのに、南端から着陸する場合は3250メートルしか使えないのかも、各新聞社が簡潔に紹介している。


「成田空港A滑走路、12年度中に全面供用へ」(読売)
(空港の見取り図が見れる)

「4000メートル全面使用が可能に進入灯移設で12年度中」(千葉)
(空港の見取り図が見れる・読売よりもわずかに詳しい)

「成田の4キロ滑走路、全面使用へ」(河北新報)

グーグルマップ)上空から塔の形跡がわずかに確認に確認できる。

勉強のときに聞く音楽

勉強など、長時間集中したいときに、便利な音楽再生サイトをまとめてみた。
  • SimplyNoise (http://www.simplynoise.com/)―いわゆる砂嵐の音がひたすら流れ続けるサイト。音色が選べるほか、音の大小を一定の間隔で変化させることもできる。
  • Playlist.com (http://www.playlist.com/)―ネット上にある好きな音楽(洋楽)を組み合わせて、プレイリストとして保存し、再生できるサイト。他の人が作成したプレイリストを聞くことができる。
  • Songza (http://songza.com/)―ソーシャル・ネットラジオのサイト。他の人が集合的に作成したプレイリストを、好きなジャンル等から選択し、インターネットラジオとして聞くことができる。
  • Pandora (http://www.pandora.com/)―自分の好きな曲、もしくはアーティストを指定すると、指定した音楽と似た特徴をもつ曲を合わせたプレイリストを再生してくれる「インターネットラジオ」。ただしラジオのため、広告が再生されるほか、曲は早送りのみできる。音質は良い。
  • Youtube (http://www.youtube.com/)―いわずと知れた動画共有サイト。好きな動画を集めてプレイリストにすれば音楽を再生できる。ただし、動画であるため音質が優れない歌も多く、コンピュータへの負担が大きい。

或る学生の意見

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