2009-11-19

『むかつくんですよね』

強姦致傷被告に裁判員「むかつくんですよね」

 仙台地裁で19日に行われた強姦(ごうかん)致傷事件の裁判員裁判で、質問に答えない被告に男性裁判員が「むかつくんですよね」と声を荒らげ、裁判長に制止された。


 10歳代の女性に対する強姦致傷罪に問われた宮城県大崎市、運転手結城一彦被告(39)の第2回公判。

 午前中の被告人質問で、男性裁判員が「この裁判は面倒くさいと感じますか」と尋ね、被告は「自分がやったことなので仕方ありません」と答えた。さらに「捕まって運がなかったと思いませんでしたか」「思いません」などのやりとりがあった。

 男性裁判員はさらに「検事の質問に当たり前の答えしか返ってこない」「反省するのが一番じゃないですか」などとたたみかけ、被告が無言のままでいると、「むかつくんですよね。昨日から聞いていて」と、大声を出した。

 川本清巌裁判長は「そのへんで」と制止し、裁判官からの質問に移った。

(2009年11月19日13時03分 読売新聞)

新東京国際空港計画案

空港の地上職員のかたのブログだそうです。


空港の当初案が非常に面白い。当初の計画はかなり壮大だったものの、土地状況の現実を知ったとたん、かなり縮小してしまったことがよくわかる。つい最近まで実質滑走路一つでやっていたことを考えると、理想と現実がかなり乖離している印象を受ける。

とはいえ、理想が大きかったことは評価したい。はじめから成田規模の空港を計画していたわけではないことを知り、なぜか安堵。

2009-11-18

成田上空の飛行コース

成田空港のCSRのページに、こんな図が掲載されていた。


騒音アセスメントの際に作成された図のようだが、海側の飛行コースがいかに制限されているのかよくわかる。海側では騒音削減のためにかなり細かいコース幅が定められているのに、内陸側はかなりいい加減な印象を受ける。千葉県・茨城県境の上空は、着陸大気などのために使われてしまうのは、やむをえないのか。

2009-11-17

成田、同時離陸は可能

日経の記事より。

成田、同時離陸は可能 調査会社報告、発着増へ弾み

 成田国際空港会社や国土交通省が検討を進めている成田空港の2本の滑走路から同時に離陸する「同時平行離陸方式」について、安全面の調査を委託されていた米調査会社が「技術的に可能」との調査結果を出したことが16日までにわかった。滑走路の運用効率の向上が可能になり、発着回数を年30万回に増やす構想が実現に近づきそうだ。空港会社は、国交省が認めれば、同方式の導入に向けて地元市町との協議に入る。

 成田空港は、平行するA滑走路(4000メートル)とB滑走路(2500メートル)から離陸する航空機に一定の時間差を設けている。空港会社の委託を受けた航空調査専門の米マイター社が同時平行離陸で機体接触などの危険性がないかを調べたところ、2本の滑走路間の距離が2.5キロと十分離れていることなどから「問題なし」との結論が出た。


これまで、同時離陸できるかどうかわからなかった、ということ?滑走路二つ作る計画を数十年前に打ち出しておきながら、こんなことも調べていなかったとは・・・。

2009-11-15

成田近辺の空撮

成田近辺の新しい空撮が、解説付きで見られるサイトへのリンクを紹介したい。


この第2ターミナルのこの角度の写真は、ほかのサイトにはなかなか無いと思われる。

2009-11-14

米国は「アジア・太平洋国家」

オバマ大統領演説、米国は「アジア・太平洋国家」

 オバマ米大統領は14日、東京・赤坂のサントリーホールでアジア外交政策に関する重要演説を行った。

 大統領は、米国を「アジア・太平洋国家」と位置づけた。

 その上で、日本や中国との2国間関係の強化に加え、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの多国間地域機構への「より深く広範な関与」を通じ、地域の繁栄と安全保障の確立を目指す立場を表明した。

 大統領はまず、日米安全保障条約に基づく、過去半世紀にわたる日本との同盟関係が、「両国にとり安全と繁栄の基礎となってきた」と強調。1960年1月に日米安保条約を締結した当時のアイゼンハワー大統領の言葉を引き合いに、日米関係は「対等と相互理解を下地とする不朽のパートナー関係だ」と述べた。

 大統領はまた、日本と韓国、オーストラリア、タイ、フィリピンとの同盟関係が、各国に発展の機会を提供したと指摘。米国がイラクとアフガニスタンで戦争を遂行していても、「米国の日本とアジアに対する安全保障上の責任は揺るぎない」と語った。

 台頭する中国との関係について大統領は、「影響圏の拡大を競い合うのではなく、互いに協力できる分野を開拓することが、アジア・太平洋の発展につながる。中国を封じ込める意図はない」と表明。中国が経済回復やアフガニスタン・パキスタンの安定化、核不拡散などの地球規模の課題に積極的に関与しているとして歓迎の意を示した。

 北朝鮮の核問題をめぐっては、同国に対し、6か国協議に復帰するとともに、核開発計画の放棄や核拡散防止条約(NPT)への再加盟などを確実に履行するよう改めて要求。さらに、北朝鮮による日本人拉致問題にもあえて言及し、北朝鮮が拉致被害者の家族に対し、拉致問題の実態を全面的に開示するよう求め、「これなくして近隣諸国との完全な関係正常化はあり得ない」と断言した。

 ミャンマー民主化問題に関しては、軍事政権との直接対話を通じて民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんや野党勢力の無条件釈放を要求し、「民主化への道こそが、真の安全と繁栄をもたらす」と強調した。

 経済に関しては、アジアからの輸出品の買い手として、米国の消費者に依存した経済発展の限界を指摘。日本を含む地域各国が内需拡大を通じて、米国製品にとってより魅力的な市場に発展することへの期待を示した。大統領は、「米国が、世界中で輸出を拡大することは、米国にとって、雇用対策となる。輸出を少し増やすだけで、数百万の雇用をもたらす」と語った。

(2009年11月14日11時42分 読売新聞)
アメリカは「アジア・太平洋国家」?要は中国ですね。

2009-11-11

全日空 - Inspiration from Japan

航空会社が新しい機内サービスを打ち出したときに妙にうれしくなるのは私だけでしょうか。機体(室内)が広くなっていく一方なので、航空会社側も発想が大胆になっていきます。まるで最近の居酒屋のように、タッチスクリーンで食事が注文できるのも、すばらしい。

航空会社は、マーケティングキャンペーンのやり方もうまい。今回のキャンペーンのページもよくできています。「日本ならでは」という、航空会社にはかけていた特徴をアピールしており、新鮮な印象を受ける。

2009-11-10

大和研究所のキーボード

私が愛用しているLenovo Thinkpad x61にも搭載されている大和研のキーボード。言うまでもなく、DellやHPといったメーカーの多くの機種に搭載されている格安の何のこだわりも見られないキーボードとはまったく使いがってが違う。この記事を読んで、これからもThinkpadを大事にしようと改めて思った。

2009-11-09

珍しく日本経済を評価するエコノミストの記事

久々に、エコノミスト(Economist)に、日本経済を評価する記事が掲載された。評価する点だけでなく、バランスよく今後の課題もカバーしており、オンラインのコメントも、「非常にいい記事だ」という書き込みが目立つ。日本もメディアも、一方的な立場をとらず、真の意味が批判的な記事(というよりは、テレビ番組だが)が増えるといいのに。

http://www.economist.com/displayStory.cfm?story_id=14793432

2009-11-07

羽田D滑走路工事のPRホームページ

羽田空港でのD滑走路の工事は、海上で行われているだけでなく、桟橋部と埋め立て部とによって構成されているという珍しい構造であるが、今回、その様子(工事の手法などを含む)を紹介している公式のPRホームページを発見した。



このようなPRの手法は評価に値するだろう。かなりオープンである姿勢がよくわかる。成田空港側は、あまり広報を行うという考えがないようだが、羽田側から学べるものもあるだろう。

2009-11-06

日本政府専用機

今日は気づいたら、日本政府専用機について調べていた。普段はシグナス(CYGNUS)というコールサインで使われるらしい。通常の747-400との装備の違いについて知りたかったものの、やはり機密事項なのだろう、ほとんど知ることはできなかった。Wikipediaと、ネット上で見つけた政府専用機の写真へのリンクを張っておく。


本来なら政府専用機は三機あるのが望ましい、というのは興味深い。


2009-11-05

成田新幹線の既存高架橋

新成田高速鉄道の一部は、1970年代後半に計画されたものの反対運動によって中止となってしまった成田新幹線ように建設されていたインフラや土地を活用する。このウェブサイトでは、その区間の工事の写真が見れる。JRとの併用である。

2009-11-04

iPod touch MC008J/A (32GB)の価格変動

iPod touch MC008J/A (32GB)の価格変動履歴を継続的に見てきた。


10月10日あたりから、全く下がっていなかった価格が、ついに動きだし、現在は26600円が最安値。クリスマス・年始年末の時期までにどれくらい変動するか、注目していきたい。

2009-11-03

成田空港会社社長とのインタビュー

毎日新聞の記事『成田空港会社:森中社長インタビュー 「基幹空港の地位守る」 /千葉』(2009年10月29日 地方版)


以下、本文より:

 --B滑走路南側に残る未買収地への対応は?

 2500メートル化できたからそれでもういいんだと誤解されている面があるが、決してそうじゃない。一層の機能アップ、安全性の意味においても南側延伸への思いは強い。羽田の今後の状況次第では、成田が取り残されることにもなりかねない。そうならないためにも、横風滑走路や南側延伸の問題、それができなかった時はどうするかなど、将来に残る課題を選択肢として持つことは大事だと思う。そういう選択肢を地域とよく話し合い、「基幹空港」の地位を守り、前進させていきたい

 南側への延長のみならず、開港当時の計画にあった横風滑走路についても言及している。横風用のほうは、暗黙の了解でもう諦めているものかと思ったら、そうではないらしい。たしかに、いつ滑走路になってもいいように、一部形ができていることは確かだが。

 そう考えると、実は南側への延長と、横風用の滑走路の開設は、同じ地域の買収によって解決してくるのかもしれない。成田空港に三つの滑走路が完成する日はくるのか。

2009-11-01

iPhoneのロック解除(UnLock)

GeoHot氏は、iPhone第3世代(3S含む)のロック解除(Unlock)に成功したと発表した。以下は氏のポストしたYoutubeの動画。すでにダウンロードも可能になっている模様。これにより、iPhoneをキャリアに縛られずに使用できるようになるという。

或る学生の意見

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